●            活 動 報 告

2012年3月以降の活動は次のとおりです。

「日本コリア友好の集い」開催

 組織結成55周年と機関紙「日本とコリア」創刊150号を記念し2013年4月13日に八仙閣(福岡市博多区)で「日本コリア友好の集い」を開き50名が参加した。

集いは呉政夫・民団福岡県地方本部団長、徐好植・総連福岡県本部副委員長のあいさつに続き、徐賢燮・元駐福岡韓国総領事(長崎県立大学特任教授)の記念講演「江戸時代の“韓流”」を聞いた。

この後参加者による懇親会開催した。


市民講座の取り組み

韓国「併合」100年に当たり、当協会の呼びかけにより他の国際友好団体と実行委員会を結成し、2010年1月より毎月開講してきた「アジアの平和のために~韓国『併合』100年を考える市民講座」は同年12月で終了したが、翌2011年1月からは「アジアの平和を考える市民講座」と改称し、引き続き毎月開催している。講座の概要は機関紙『日本とコリア』で2頁にわたって報告している。

なお、本講座は2019年12月でいったん終了しました。

 


 

 

 

 

⇦ テーマ「江戸時代の朝鮮通信使の今日的意義」 

   講師 嶋村初吉(朝鮮通信使と共に福岡の会共同代表) 

  (2018年3月9日 ココロンセンター・研修室)

 

 


機関紙「日本とコリア」発行の取り組み

 毎月、A4版10ページ建てで発行している機関紙は、連載「今、何故、台湾か?」、「日朝近現代史」、「あれこれコリア」や時評「これでいいのかニッポン!」、韓国主要紙の社説などを紹介する「韓国のマスコミ」、「アンニョンハセヨ(こんにちは」)「韓国の伝承」、「コリア最新情報」、「フクオカ・タウンニュース」などで構成しています。

 

「平和のための戦争展ふくおか」の取り組み

1995年以降、毎年福岡市で開催している「平和のための戦争展ふくおか」の運営委員会に参加しています。ただし2020年、21年は新型コロナウイルス感染症等のために中止になりました。

 

朝鮮学校への「高校無償化」適用の取り組み

  2010年4月より高校無償化制度が始まったが、朝鮮学校の生徒には就学支援金が支給されていない。北朝鮮の砲撃事件などをその理由にしているが、外交問題を教育の場に持ち込むのは筋違いで不当な措置である。当協会では署名に取り組むとともに即時適用を求めた要望書を総理大臣、文科大臣あてに送りました。

 

日朝国交正常化の早期実現を求める要請署名の取り組み

小泉元首相が北朝鮮を訪ね、日朝両国が国交正常化へ向けて合意した共同宣言を出して20年が経過するもいまだに話し合いの見通しさえ立っていない。「日朝平壌宣言」と6カ国協議の合意に基づき、日朝国交正常化の早期実現を求める署名活動に取り組みました。

 

朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流大会などへの参加

 朝鮮通信使ゆかりのまち持ち回りで毎年開催されている、朝鮮通信使縁地連絡協議会主催の「ゆかりのまち全国交流大会」に参加しています。ただし2020年、21年は新型コロナウイルス感染症のため中止となりました。写真は長浜大会での国書交換の場面。(2019年11月23日)

 

 

福岡市に平和資料館の設置を求める取り組み

終戦3ヵ月前、米軍機による空襲で旧博多部が壊滅的な被害を受けた福岡市は、戦後の一時期に博多港が日本最大の引揚げ港として国家的重大使命を果たしてきました。また福岡市は広島・長崎両市に次いで原爆被爆者が多く住んでいる都市でもあります。福岡市のこのような戦争に関わる歴史を多くの市民が学び、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代に引き継いでいくため、福岡市に平和資料館の設置を求める運動に取り組んでいます。

 


韓国語講座の開講

2012年6月から半年間、12回にわたって韓国語講座を開講しました。